関西(2023年3月)その3 熊野速玉大社

■ 3日目
特急パンダくろしお号で和歌山に行きます。

新宮で下車し速玉大社を目指します。

まず摂社(本社に付属しその祭神と縁の深い神を祭った社)である神倉神社を訪ねました。
神倉神社は熊野大神が熊野三山として祀られる以前に一番最初に降臨された聖地だそうです。天ノ磐盾という崖の上にあり、熊野古道中の古道といわれる五百数十段の自然石の石段を登りつめた所に御神体のゴトビキ岩があります。


仰ぎ見るような石段です。

ゴトビキ岩のたもとに社があり、市内を一望する絶景です。

速玉大社です。約二千年ほど前、景行天皇五十八年の御世に、熊野三所権現が最初に降臨せられた元宮である神倉山から現在の鎮座地にお遷りになったことから神倉神社の『旧宮』に対して『新宮』というそうです。

2004年7月、熊野三山(高野山、吉野、大峯)を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が日本で12番目の世界遺産に登録されました。

16世紀に建てられた新宮城の跡。現在は本丸のほか主な城域が公有地化されて丹鶴城公園となっている。

新宮城跡の小高い丘の上から眺める遠景。

阿須賀神社。紀元前423年の孝昭天皇の代に創建されたそうです。

帰りも特急パンダくろしお号です。