関西(2023年3月)その8 大阪造幣局

大阪造営局に行ってきました。
以前、北区西ケ原の国立印刷局の東京工場に見学に行ったことがあるので、お札の印刷現場をまた見ることができると思って行ったのですが、ここはコインを作る工場という説明がいの一番にありました。同じような勘違いをしている人が結構いるということでしたが、まずは自分の無知を恥じた次第です。


  • 大川にかかる天満橋のたもとに歴史ある建物があります。

    大川の対岸から造幣局を展望。

    JAPAN MINTだそうです。

    一円玉を模したオブジェ。

    造幣局脇の通路で「桜の通り抜け」という行事が行われるそうです。桜は約140種類あるそうで、様々な花が楽しめるということで、一度は一回行ってみたい催しです。

    ここではコインの他に記念硬貨やオリンピックのメダルや勲章を作っているそうで、硬貨工場の人数よりそれ以外の仕事に携わっている人の数の方がおおいとのことでした。

    製造の各工程の製品が展示されています。

    併設されている造幣博物館には珍しい金貨も展示されています。↓は大川のほとりで掘り起こされた金貨で、大阪城落城の際に持ち出されたものではないかと推測されているそうです。

    オリンピックメダル。

    国民栄誉書の盾。これまで表彰された人のリストがありましたが、こんなに沢山いたのかと驚きました。

    案内してくれた女性の方はベテランで大阪弁でユーモアありつつ抑制のきいた解説で関心しました。


    これで今回の西日本周遊は終了です。

    (後日談)造幣局を出てから定期入れが無いのに気付きました。クレジットカード1枚と国立博物館の年間パスポートを入れていたので、造幣局の受付で落とし物を確認してもらいましたが見つからず、朝散歩した天満橋周辺を改めて歩いてみましたがありません。これは誰かに拾われたかなとあきらめて東京に戻ったのですが、2日後に大阪市東警察署から電話があって、落とし物として届出がありましたとのことでびっくりしました。わざわざクレジットカード会社に電話して連絡先を聞いてくれたとのこと。やはり天満橋に落ちていて、拾ってくれた女性は名前も言わずに帰られた由。すぐには取りにいけないので、着払いで郵送してもらいました。クレジットカードはすぐに支払い停止をかけて再発行手続きしたあとでしたが、無事定期入れが戻ってきました。まだまだ日本も捨てたものではないとちょっとうれしくなりました。