久しぶりにコロナによる入出国の規制が撤廃され、以前と同様に海外への渡航が可能になりました。コロナ前に購入していたエア・アジアのクアラルンプール行きのフライトがキャンセルされ、その後バウチャーとして還元されてきていたので、それを使って改めてマレーシアに旅をすることにしました。
羽田空港からエア・アジアに乗るのも本当に久しぶりで懐かしかったです。以前はマレーシアに四女が中学3年から高校卒業までの4年間留学しており、家内も同行し私と三女が東京に残る変則的な生活をしていたのですが、その間の3連休はほぼ全てクアラルンプールに渡航していました。
三連休の前日の夜、仕事が終わってから一旦帰宅し、荷物を持って羽田に向かい、エア・アジアの夜行便でマレーシアに飛び、日曜の午後便で帰国するという強行軍を4年間でちょうど30回実施しました。もっとも、夏休みは平日5日を休んで、前後の週末を合計4日あわせて9日間の日程でゆっくりしていました。
今回は、そんな時間の制約もないので、羽田〜クアラルンプール〜クアラトレンガヌ〜マラッカ〜シンガポール〜クアラルンプール〜羽田の合計26泊、機内1泊の予定でゆっくりマレーシア(途中でちょっとシンガポール 訪問)を巡る計画をたてました。
エア・アジアのフライトは7時間ほどあるので、後方の2列になっている席を予約しました。家内と二人でトイレも他の人に気兼ねなく行ける気楽な道中となりました。(外の景色をあきらめるのであれば、中央の3席の通路側と真ん中をとれば同じようなことは可能ですが、左右に他の人がいないのはやはり楽ですね。)
羽田ではTIATのラウンジ、早朝についたクアラルンプールではプラザプレミアムランジを利用することができました。LCCで早朝に到着し、朝食をラウンジでとれるのは助かりました。(ちなみに、プライオリティーパスはプラザプレミアムラウンジが利用できなくなったようですね。)コロナ下ではこういったラウンジも閉鎖されていたりで利用もできませんでしたが、久々にゆっくりさせてもらいました。
ラウンジで休憩した後、スマホのsimを購入しました。MAXISが提供しているsimカードであるHOTLINKで、今回はシンガポールでも利用したいので、同国でローミングができるタイプのsimを購入してみました。30日間40GBまで使えるものでRM55でした。前回ニュージーランドに行った際に30GBのsimが最後の頃はいっぱいいっぱいになったので、ちょっと余裕を持ちました。(ニュージーランドはホステルのwifiが遅かったり繋がらなかったりしたのでそのせいもあると思います。)
KLIA2からKLセントラルにはバスを利用。数年前はシニア割引(5割引!)でMR6だったのが、シニア割引が無くなり、MR15かかりました。総じて物価はコロナ前の1.5倍から2倍程度になっているイメージです。エアアジアの航空券は2倍くらいになっているでしょうか。子供がサンウェイハイスクールに通っていた頃は、学費が日本の私立文系大学より少し高い程度でした。物価は現地の生活レベルであれば日本の三分の一と言われていましたが、今は二分の一以上というイメージでしょうか。KLセントラルではもはや定宿となった駅から歩いて5分のダブルMホテルに入りました。ここは激安ホテル(今回は一泊RM80)なのですが、空港とのシャトルバスの発着場所まで至近なので、入出国の前後で利用するには大変便利です。近くにカレーや中華の安い店もあり、KLセントラルに駅に併設されているショッピングモールにはマーケットもあるので不自由はありません。
ホテルには午前10時頃着いたのですが、チェックインが午後2時なので、まずは無料のGOKLバスのレッドラインで市内を一回りしました。GOKLも10年前に比べると路線も増えてますます便利になっています。冷房もきいて快適なので、ちょっと市内を回る時や時間つぶしにもってこいなので、クアラルンプールに滞在する時はフル活用しています。
ホテルにチェックイン後、KLセントラル駅の反対側のペルダナボタニカルガーデンという公園にGRABでタクシーを呼んで行ってみました。ここは予想外にいい公園で、ちょうど週末だったので地元の人たちが大勢ピクニックを楽しんでいました。GRABのアプリが不調になったので、帰りは歩いたのですが、公園を出てホテルまで15分ほどで着くことができたので、今後KLセントラルに宿泊する際は大いに利用しようと思います。
明日はMPO(Malaysia Philharmonic Orchestra)のコンサートに行ってきます。